日程調整のURLを送ったのに、半分も回答が返ってこない。期限を過ぎても未回答の人がいて、こちらから催促するのが気まずい——。

幹事をやったことがある人なら、一度は経験があると思います。日程調整は幹事の仕事の中で最も時間を取られる工程です。

この記事では、回答率を上げるための具体的なコツを7つ紹介します。ツールの機能ではなく、送り方と伝え方の話です。今日から使えるものばかりなので、次に日程調整をするときに試してみてください。

日程調整のやり取り
日程調整のやり取り

なぜ回答が集まらないのか

まず前提として、回答しない人に悪気はほとんどありません。理由はだいたいこの3つです。

  • 後回しにして忘れた(通知を見た瞬間は手が離せなかった)
  • 候補が多くて面倒(カレンダーを何度も確認する必要がある)
  • 自分が答えなくても決まると思っている(他の人が答えるだろう)

つまり、「面倒」と「後回し」を減らせば回答率は上がります。以下のコツはすべてこの2つを潰すためのものです。

コツ①:候補日は3〜4個に絞る

「多く出したほうが都合が合いやすいだろう」と考えて、候補を10個くらい出してしまうことがあります。これは逆効果です。

候補が多いほど、回答者はカレンダーを何度も確認する必要があります。この手間が「後で答えよう」につながります。

3〜4個が最適です。土日と平日夜を混ぜて出すとバランスが取れます。それで合わなければ、第2弾を出せばいいだけです。

コツ②:回答期限を必ず書く

これが最も効果があります。

日程調整をお願いします https://...

これだけだと、いつまでに答えればいいか分からないので後回しにされます。

今週金曜(11/15)までに回答をお願いします https://...

期限があるだけで、回答が集まるスピードが目に見えて変わります。期限は「〇日後」ではなく具体的な日付で書くのがポイントです。

コツ③:所要時間を伝える

「面倒くさそう」という印象を先に消しておきます。

30秒で終わりますので、ご協力お願いします

実際に○△×を押すだけなら本当に30秒で終わります。それを明示するだけで着手のハードルが下がります

コツ④:目的と決定方法を書く

何のための調整で、どう決まるのかが分かると、回答の優先度が上がります。

部署の忘年会の日程調整です。 一番多く集まれる日に決定します。

「自分が答えないと決まらない」という状況が伝わると、回答率が上がります。逆に「幹事が適当に決めるんでしょ」と思われると後回しにされます。

コツ⑤:△(どちらでもよい)の使い方を説明する

○×だけで答えようとすると、「行けなくはないけど微妙」という日で手が止まります。

行けるかどうか微妙な日は△でお願いします

この一言があると、迷って止まる人が減ります。回答者の判断コストを下げるのが目的です。

メンバーへの声かけ
メンバーへの声かけ

コツ⑥:未回答の人には個別に一声かける

全体に向けて「まだの方はお願いします」と送っても、自分ごとになりません。

未回答者が数人になったら、個別に短く送るのが効果的です。

〇〇さん、忘年会の日程調整まだかと思うのでお願いします! https://...

責める調子にならないよう、あくまで軽く。「催促された」ではなく「教えてもらった」と感じてもらえる書き方がいいです。

このとき、誰が未回答か一覧で見えるツールを使っていると楽です。 記憶や手作業で管理していると、この確認だけで時間を取られます。

コツ⑦:確定したらすぐ全員に伝える

回答してくれた人に、結果を伝える。当たり前のようですが、意外と抜けます。

結果が返ってくると分かっていれば、次回も答えてくれます。 逆に、答えたのに何の音沙汰もないと「答えても意味ないのかも」と思われて、次回の回答率が落ちます。

日程が確定したら、その日のうちに共有しましょう。

送り方のテンプレート

上のコツを全部入れると、こうなります。コピーして使ってください。

お疲れさまです。 部署の忘年会の日程調整をお願いします。

候補は4日あります。30秒で終わります。 行けるか微妙な日は△でOKです。

11/15(金)までに回答をお願いします。 一番多く集まれる日に決定します。

https://...

短く、やることが明確で、期限がある。これだけで回答率はかなり変わります。

情報をまとめる
情報をまとめる

ツール選びで気をつけたいこと

日程調整のツールはたくさんありますが、選ぶときに見ておくとよい点があります。

参加者にアプリを入れさせないこと 「このアプリ入れてください」というお願いが1つ増えるだけで、回答率は確実に落ちます。URLを開くだけで回答できるものを選んでください。

未回答者が一目で分かること コツ⑥のためです。誰に声をかければいいかがすぐ分かる形になっていると、催促の手間が減ります。

確定後の情報もそこに置けること 日程が決まった後、「じゃあお店は」「集合時間は」という連絡が続きます。日程調整のページにそのまま書けると、参加者は同じURLを見返すだけで済みます。別のツールに移ると「どのリンクだっけ」となりがちです。

この3つを満たすものとして、私は「まるっと幹事」を使っています。URLひとつで日程調整ができて、確定後はそのページに集合時間やお店の情報を書けます。さらに割り勘の計算や集金のチェックまで同じページでできるので、幹事の作業が1か所にまとまります。会員登録もインストールも不要です。

まるっと幹事を使ってみる

まとめ

日程調整の回答率は、送り方だけでかなり変えられます

  1. 候補日は3〜4個に絞る
  2. 回答期限を具体的な日付で書く
  3. 所要時間(30秒)を伝える
  4. 目的と決定方法を書く
  5. △の使い方を説明する
  6. 未回答者には個別に一声
  7. 確定したらすぐ共有する

特に効果が大きいのは②の期限⑥の個別連絡です。この2つだけでも、次回から試してみてください。